中央大学工学系研究科都市工学専攻 環境デザイン研究室 / Environmental Design Laboratory
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研究活動

気候変動適応研究推進プログラム「都市・臨海・港湾域の統合グリーンイノベーション」

本研究課題では、気候変動にともなうヒートアイランド現象と都市型集中豪雨に着目する。ヒートアイランドおよび都市型集中豪雨に強い都市・臨海・港湾域とはどのような環境であるかを明らかにするために、まう、気候変動下におけるヒートアイランド、都市型集中豪雨および内水氾濫を再現できるような、可能な限り現実的な詳細モデルを開発する。加えて、そのシミュレーションの確度を高めるために必要な詳細な複数の種類の観測データを統合したデータ同化手法の技術開発、および超高解像度の各シミュレーションを可能にする計算技術も合わせて研究開発する。ヒートアイランド現象と集中豪雨の両方を軽減できるような適応策として「緑地の設置」が非常に効果的な候補策であると考えられることから、“水・緑の環境ネットワーク構築”という観点から、都市、臨海、港湾域の統合領域に対する適応策に必要な、気候変動下における超高解像度のシミュレーションを実施する。最終的には、気候変動状況下を想定したシミュレーションによる定量的な評価を基盤として、現在〜未来にわたるヒートアイランド現象や都市型集中豪雨、および内水氾濫に頑健な都市のありようを具体的に提示し、現実的かつ有効な適応策の選定に資するとともに、未来に向けた新しい“都市環境像”を提案する。

  • 気候変動適応策の展開に向けた東京における都市環境計画方法論の開発
  • 水と緑の再生と地球環境時代の都市ビジョン
  • 神田川上流域における都市緑地の有する 雨水浸透機能と内水氾濫抑制効果に関する研究
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    自然共生型のまちづくり -- 岐阜県各務原市(1999〜)

    各務原市では、都市緑地保全法に基づく「市町村の緑地の保全及び緑化の推進に関する基本計画(緑の基本計画)」として、『水と緑の回廊計画』を平成13年に策定しました。 この計画は、石川研究室が中心的な役割を果たし策定されたもので、国土交通省が設置した緑の基本計画評価システム検討委員会で、全国第3位(482市区町村中)の評価を得ることが出来ました。
    『水と緑の回廊計画』の実現に向けて、市民の森(市の中央公園)の計画や街区公園の再生にかかわる設計、下水処理水を活用した広域緑道の設計、パークシステムによる都市再生をテーマにした市民参加によるワークショップの企画運営などを進めています。

    2006年度には、全国の緑の都市づくりで最も評価の高い「緑の都市賞・内閣総理大臣賞」を受賞しています。

    各務原緑の将来像図 各務原

    学びの森  

    那加福祉センター  学びの森プロムナード  瞑想の森

    自然遺産の森 

     

    東京湾ベイエリア研究

    21世紀における自然と共生する都市環境のヴィジョンを世界に提示する場として東京ベイエリアを選定し、生活の質の向上、豊かな海の自然の再生を目標とし、環境インフラとなる水と緑のネットワーク形成の方法論、計画の提示、実現に向けてのプログラムと手法の検討を行っています。

     東京湾流域図(背景画像はgooglemap)

     

    川崎臨海工業地帯の再生

    川崎臨海工業地帯は現在大きな構造転換の時期にあり、地球環境を見据えた新しい工業地帯のヴィジョン求められています。
    研究室では、緑の量、質と利用状況、水際線の形状とパブリックアクセス、工場緑地とCSR等を継続的に調査し、「100 年の歴史を有する産業基盤を環境基盤に転換する」という視点から、地球環境問題の解決に向けた具体的取り組みを世界に発信する場としての臨海工業地帯の将来に向けての戦略を提案しています。

      多摩川河口干潟環境調査
    川崎臨海部における緑地環境調査

    2007年3月には、研究発表・意見交換会「息吹く臨海」を行いました。


    流域圏プランニング(2000〜)

    自然と共生する都市の再生に向け、 自然地形の基本的な単位である「小流域」を基本単位とした、都市環境マネジメント計画の作成手法を開発しています。対象地は、横浜、鎌倉、各務原、東京湾など、他の研究を相互に連携させ進めています。

     

    横浜小流域図 横浜流域 小流域による緑地環境評価

    玉川上水の再生

    2008 年度より、新宿御苑地区において「内藤新宿分水」実施設計開始されます。

    江戸・東京の水路網の変化 
    玉川上水復活のイメージ

    瀋陽

    渾河ランドスケープデザイン(2006−7年)

    21世紀の環境都市、瀋陽を、市の中心を流れる渾河を軸として設計提案しました。
    2007年に瀋陽市の主催で行われた国際ランドスケープデザイン競技設計として応募し、第1 位獲得したものです。
    提案した河川公園については既に竣工しています。

    location(googlemap)

    21世紀の環境都市瀋陽の提案 瀋陽中心地域マスタープラン

    環境計画(ビオトープの創出)
    アートセンター地区の基本図面art

     

     

    舎利塔公園ランドスケープデザイン(2007年)

    瀋陽市の歴史がある舎利塔を中心とした歴史・文化公園の基本構想を作成しました。

    location(googlemap)

    舎利塔  基本構想図

    模型写真

    Madrid

    EU環境基金に基づく21世紀型公園の提案(マドリッド・ガヴィアパーク)(2003-)

    スペインのマドリード南部の郊外の自然と調和した新しい公園、WATER TREEのプロジェクトです。

    約40ヘクタールの土地を対象としたこの公園は、環境のサスティナビリティーを支える、水循環の回復と森の回復、生物多様性の創出を目指すエコロジカルユニット、WATER TREEを作り出すことで、都市の文化復興の森を回復していこう、とするものです。
    プロジェクトは、石川幹子と伊東豊雄建築設計事務所の共同チームによって行われ、EU環境基金による国際公園コンペティションにおいて満場一致で採択され、現在工事が進められています

    site(googlemap)

    マスタープラン mad

     水循環 1 生物多様性 


    water tree(模型写真)

     

    Airy Notes : ユビキタス技術による環境モニタリングシステム

    airy notes

     

    ■環境デザイン研究室のグーグルマップ : 現在、これまでの関連地をマッピングしてみました。